2003年度 奄美大島春合宿 活動記録

合宿概要


期間:   2004年3月2日 〜 2004年3月11日
参加人数: 12人
地域:   鹿児島県奄美大島


奄美大島とは?

鹿児島県に属する奄美大島は、九州と沖縄本島のちょうど真ん中くらいに位置する奄美諸島の中核である。それゆえ、九州でもない、沖縄でもない、奄美独特の文化や生態系が存在する。
全国的に良く知られているのは、大島紬・さとうきびの生産・ヒカゲヘゴなどの亜熱帯植物である。

3月2日(火)

14:00大阪駅中央コンコース集合。OBやクロカンパーティーの人達に見送られて、いよいよ出発。ケーキ・みかん・黄粉もち等々、たくさんの差し入れもいただいた。

南港フェリーターミナルに着くと、いきなりハプニング発生!バスを間違え、違う乗り場に行ってしまったのだ。慌ててまた戻って、どうにか予定の17:45発、那覇行きのフェリーに乗ることができた。

3月3日(水)

日中はフェリー内で過ごした。フェリーは夏合宿で北海道に行った時のフェリーと較べると小さめで、映画館やトレーニングジム(や雀荘)がなかったので、やや退屈だった。

そして夜21:00、ついに奄美大島の名瀬に到着。が、小雨で気温も高くなく、少しがっかりした。この日は“すみ旅館”という宿に泊まった。
 

3月4日(木)

いよいよ合宿開始。のはずだったが、体調不良者が出て“すみ旅館”で停滞することとなった。

他の人達は名瀬を周った。昼飯は奄美名物“鶏飯”。鶏肉の入った炊き込みご飯のようなものを想像していたが、実際はお茶漬けのようにご飯と具に鶏のだしを注いだもので、あっさりしていておいしかった。

他の人達といっても、果敢なK君は一人で“あやまる岬”まで自転車で行き、リーダーを吃驚させていた。

夕飯は「学生さん二割引!ご飯おかわり自由!」という看板に惹かれて、すみ旅館の裏手にある“○門食堂”に数人で行った。筆者を含む先頭グループは、看板通り、安くお腹いっぱい食べて、ジュースまでついてくるという持て成しだった。ところが、それを聞いて行った第二集団は、店のおばちゃんに「君ら大学生?サービスは高校生までです」と言われ、通常の値段で、おかわりも断られたらしい。

三番手の三回生、Nさんはそれらを踏まえて、「あなた大学生?」「いや、高三っす」とはったりを言ってサービスしてもらったらしい。その後、しばらく実年齢と見た目の年齢について論争が起こった。

3月5日(金)

一日遅れで合宿の行程がスタートした。朝戸までバスで移動して、そこから金作原原生林へと向かった。金作原原生林は期待していたほど大きくなかったが、ヒカゲヘゴをはじめとする数々の熱帯植物が生えていて、本州とは異なる植生を観察することができた。

この日のサイト地、大浜海浜公園は写真で見るようなエメラルドグリーンの海で、とても美しかった。

3月6日(土)

朝、大浜海浜公園を出発しようとすると、潮が満ちていて、来る時は何の問題もなく通れた橋に波しぶきがかかっていた。タイミングを計りながら通り抜けたが、目測を誤った者はびしょ濡れになってしまった。

この日はマテリアの滝を通って、フォレストポリスという整備されたキャンプ場へ向かった。マテリアの滝は、そんなに大きな滝ではなかったけれども、意外に迫力のある滝だった。キャンプ場管理人のおじさんは、我々に気を使ってくれて優しい人だった。食後のO君力作のプリンがおいしかった。

3月7日(日)

フォレストポリスを発ち、奄美最高峰の湯湾岳へ。この日は雨が降り、気温も低くて、とても奄美にいるとは思えなかった。後に、この日は全国的に寒く、本州では真冬の気温だったことを知った。それに較べると奄美はやはり暖かかったようだが、それを知らなかった我々はかなりテンションが下がった。そのテンションは湯湾岳のピークに着いて、さらに下がった。コースリーダーのD輔の「ア痛タタタァ」という声と共に現れたのは、景色も何も望めない薮。ただそこには、奄美最高峰であることを示す三角点があるだけであった…。

その後、湯湾岳を下ったが、途中の湯湾岳公園ではピークよりも良い景色が望めた。この日はさらにバスで古仁屋まで移動して、公民館の庭でサイトした。

3月8日(月)

休養日。ヤドリ浜に行ったり、銭湯に入ったり、また体調の悪い人は病院に行っていた。釣りをした人達は針千本をたくさん釣っていた。

3月9日(火)

古仁屋から高知山への行程。古仁屋の郵便局の方に南国特産の“たんかん”という柑橘類を大量にいただいた。突然の差し入れに、大阪などでは有り得ないことだなあと思いながら、おいしく食べた。

高知山展望台付近では、地元の中学生がウロチョロしていた。展望台から見た、夕陽と海と奄美諸島の風景には、しばし見蕩れた。また夜になってからの星も、都会とは比較にならない数で綺麗だった。

3月10日(水)

体調が回復しない二人の間に挟まれて寝ていたNさんがダウンした。そのため、NさんとS.L以外でマングローブパークに行った。


3月11日(木)

Nさんに続いて、二人に挟まれて寝ていた筆者もついに体調を崩した。さらに同じテントのS.Lも熱を出し、まさに風邪がテント内で蔓延した。

しかしこの日のカヌーツアーは、それを忘れさせてくれるくらいおもしろかった。奄美のマングローブは西表島に次ぐ規模を誇り、メヒルギ・オヒルギなどが創り出すその様子は、違う世界への入り口のようであった。そこに生息する生物も変わっていて、青色の体をしたカニは所謂“カニ歩き”をせず前後に歩き、土にもぐる時はドリルのように体をねじっていた。

こうして、最後に大満足のカヌーを体験して、合宿の行程を終了した。
夜は一週間ぶりにすみ旅館に戻った。宿のおばさんが「おかえり」と言ってくれて、我々も何だかホッとした。
打ち上げは“○門食堂”、ではなく近くの炉端焼きの店で、全員参加することができた。奄美だけでしか作れないという黒糖焼酎は、飲みやすい焼酎だった。



最後に

今回の合宿は体調不良者が続出し、また前半は天気にも恵まれず、当初の計画通りには活動できなかったが、後半は天気も回復し、南国ならではの雰囲気を感じることができた。

アフターは、南国の続きを味わうべく沖縄に行ったメンバーや、鹿児島から大阪までの温泉&食べ物ツアーをするメンバーなどがいて、旧人前の余暇を楽しんだ。


夕飯一覧


  3月5日 3月6日 3月7日
メニュー キムチ鍋 ベーコンのトマトソース煮込み 野菜カレー
メモ 大阪から持っていたゴーヤは見事に腐っていた 高い国産牛しかなく、ベーコンに変更された かぼちゃ、ホウレン草、トマトなど野菜たっぷり
評価
  3月8日 3月9日 3月10日
メニュー 各自 肉豆腐 酸辣湯
(サン・ラー・タン)
メモ すき焼き風鍋 字の如く、酸っぱくて辛いトマト料理
評価 賛否両論


>>2003年度後期活動記録へ戻る